新年あけましておめでとうございます。 皆様方には良き新春をお迎えのことと、心よりお慶び申し上げます。 また、昨年は医療法人社団 珠泉会の各施設・各事業所の運営に対し、格別のご理 解とご協力を賜りましたこと、心より厚く御礼申し上げます。 珠泉会では昨年9月、栃木県那須町芦野において、国の掲げる「生涯活躍のまち (日本版CCRC)」構想(※)の実現を目指し、「あしのメディカルクリニッ ク」、訪問介護事業所「タイムケア芦野」、居宅介護支援事業所「ケアーク」を併設 した拠点施設、「アクーユ芦野倶楽部」を開設いたしました。 本事業は温泉施設と連携し、医療法人が事業主体として展開する、本邦初の本格的 なCCRC事業として各方面から注目されており、全国各地から多くのお問合せやご 見学の希望をいただく中、順調にご入居作業が進んでおります。 また本年3月には、昭島市昭和町の旧野村病院ケアセンター跡地にて、サテライト 型介護老人保健施設「アゼリア アネックス」を開設いたします。当該施設の1階に は法人初の試みとなる、デイサービス「ラスベガス昭島」と、実務者研修事業所「マ イ・トリニティー」を併設いたします。高齢者、特に独居の男性高齢者の、引き籠も りが誘因となる孤独死が問題となる昨今、その対策の一端として、デイサービス「ラ スベガス昭島」では、ゲーミング理論を取り入れたコミュニケーション能力の向上 と、脳機能の活性化を促し、「自ら行きたくなるデイサービス」を目指した運営を行 う予定です。 今後も私ども珠泉会では、組織理念である「人と社会のケアを通じて、健やかな未 来社会を創造する」べく、一歩一歩努力を重ねて参る所存でありますので、本年も倍 旧のご支援、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。 平成30年1月1日 医療法人社団 珠泉会 理事長 市村 義久 ※「生涯活躍のまち」構想とは、「東京圏をはじめとする地域の高齢者が、希望に応 じて地方や「まちなか」に移り住み、地域住民や多世代と交流しながら健康でアク ティブな生活を送り、必要に応じて医療・介護を受けることが出来るような地域づく り」を目指すものです。