医療法人社団 珠泉会では、平成9年より事業を開始し、今日に至るまで、運営基本理念に掲げた「健やかなる老い」の実現に向けた様々な取り組みを実践して参りました。その1つの体系として、平成13年度には介護老人保健施設サービスの基盤をISO9001の認証取得活動により構築しました。その後、事業領域の拡大を図ると共に、さらなる経営基盤の強化を図るべく、広く一般企業に学びの場を求め、医療・福祉業界における経営のあり方を模索して参りました。
「JQA(日本経営品質賞)」とは、最高の価値を顧客に提供し、継続するための経営革新能力を持つモデル組織に対して贈られる表彰制度です。そして、この表彰制度を通じて、日本のあらゆる組織の経営品質を高めることを目的として、継続的な経営革新を実現する組織体質を作り上げるための基本的な考え方の枠組みと、自立的にそれを進めていく方法を示したものが「経営品質向上プログラム」です。
医療法人社団 珠泉会では、この「経営品質向上プログラム」を活用し、自らの事業運営の実態を振り返ること(セルフアセスメント)で気づきの能力を高め、顧客本位にもとづく卓越した業績を生み出せるような経営基盤作りに努力しております。
平成16年6月には、これまでの経緯を鑑み、より未来を見据えて「ミッション・ステートメント」の制定に至りました。これをもとに「BSC(バランス・スコアカード)」による戦略展開を行い、全体的な年次評価を「経営品質向上プログラム」と一部「福祉サービス第三者評価」により行います。また、すでに構築したコンピテンシー・モデルによる成果主義人事システムを活用し、スタッフひとり一人の能力を最大限に高め、我々に課せられた責務を真摯に全うしていく所存で御座います。
★なお、医療法人社団 珠泉会は経営品質協議会の正会員です。広く一般企業や様々な組織の優れた点をベンチマークすることにより、組織の目線を常に高い水準に維持し、さらなる独自性を追求することで、医療・福祉業界におけるデファクト・スタンダードとして一層の社会貢献を目指して参ります!